いよいよ大工さんが土台敷き込みに入ります。
基礎の上に通気の穴があいたパッキンを建物の外周に並べていきます。
これは、昔の床下換気口と同じ機能がありますがどの方向からも空気が動くので、床下の湿気が滞留するのを防ぎます。
このとき玄関・バスルームだけは気密パッキンです。
その上にプレカットされた土台を敷いてていきます。
基礎が途中ない部分もあるので鋼製束を必要な場所に設置して支えます。
防蟻工事も手配。ホウ酸水溶液を吹きかけてシートで保護。
そして、足場組み立て作業中。
碁盤目状になったところに断熱材を隙間なくはめ込んで、床下地(ネダレス)を敷きます。
[建て方一日目]
闇雲に材料置いていくのではなく、プレカット工場で図面に記載されている通りに木材をカットし、
い・ろ・は・に・ほ・へ・と~1・2・3・4・5~と全ての材料に番号が
プリントされ順番につなぎ合わせると、一軒の建物骨組みになるようにしています。
[建て方二日目]
壁の下地(耐力面材)を張るところまで進めば雨の吹込みを凌ぐことが
でき、室内の作業から棟梁一人になるので助かります。
耐力面材の色が違うのは、防火の制限で張り分けています。
2日目でここまでいけば上出来です。