大工さんによる土台敷き込み。
(コンクリートの基礎上に柱を立てるため、根太・大引き・火打ち土台等の木材を床伏図通りに並べていきます。)
【床伏図とは】
床組の構造を表示した平面図のことで、木造建築では、
1階の床伏図は基礎の上に土台や柱、大引、根太、火打土台など
2階床伏図には1階と2階の柱の位置を描き、胴差し、大梁、小梁、根太、火打梁などを描き、
床板、仕上げ材などを除いた状態を表示しています。
それぞれの材の太さや流す方向、補強する箇所とその方法なども細かに指示されます。
その後、碁盤の目状の部分に床下地材をはめ込んでいきます。
構造材には『いろはにほへと~』『12345』を組み合わせた番号が記載されているので、
その通りにはめ込んでいくと骨組みが出来上がります。