11月初旬に鹿児島市で新たな新築物件に向けて準備が始まりました。
地縄張り(家の位置を確認する為に敷地の現況と図面を確認しながら家の形に紐を 張ります。)を行い、そこに青竹、注連縄で祭場、八脚台(木の台)に酒・水・米・塩・野菜・魚等を備えた祭壇を作り、神職さんの祭事の下、滞りなく工事の安全祈願を執り行うことが出来ました。
この祭事の地鎮の儀で使われる砂に置かれた『鎮物』。
これを基礎工事の時に家の中心か、床の間(足で踏まれない場所)に埋めます。 家のお守りですね。
次に建物の四方に貫板を設け、GL(地盤面)からの高さ、建物の壁芯になる 印を板に付けていきます。
これを元に基礎工事が進みます。
そして建築確認の許可が下りました。
この厚さ。 手前が通常の2階建ての確認許可ですが、今回は3階建てなので構造計算の量が多くこの厚さになります。
2011.1 基礎工事着工~上棟式
小春日和のなか基礎工事に着工した様子です。
今回 3 階建てなので基礎に使われる金物は通常の倍の数です。
上棟前の土台仕込みの様子と上棟時の様子です。
この機械は土台と柱が垂直であるか測るもので、ジャッキを使い柱を調整してから固定します。
そしてさらに上の階へと進めていきます。
今回も前回と同様に勾配が急な事と木材の搬入に狭い空間での作業は、なかなか大変なようでした。
作業の合間に施主様とオーダーキッチンの打ち合わせに業者さんを交えてプランを元にご希望を伺い、引き出しの数、お持ちの器具に合わせての使い勝手の良さを話し合い、さらにプランの練り直しに入る事になりました。
工事はケナボード、モイス、防水シート等を張り、床もフラット35規定の断熱材をはめていく工程に入りました。
こうして外に壁が出来た状態で初めて、上棟式を執り行う事になりました。
親戚やご近所の方々が多数集まってくださり、皆さんうれしそうにお餅等を拾われていかれました。