白を基調とした外壁のモルタルと横張りにしたこげ茶の壁板の絶妙なバランスの外観のお宅です。
「車庫から玄関へ雨に濡れずに行き来したい。」とのご主人の希望で玄関ポーチに、住宅部分と車庫部分をつなぐ屋根を設置。
外部の木部の塗装は、すべてご家族で塗装されました。
玄関は、鮮やかなブルーの玄関ドア。映画「かもめ食堂」の食堂の腰壁の色がとてもお気に入りで、約2ヶ月の製作期間をかけたほどのこだわり。玄関に入ると、飾り棚を兼ねた傘掛けが、ちょっとしたアクセントになっています。
玄関横には、シューズクロークを設置。収納力も充実しています。
リビングは、片流れのパイン材の板張り吹抜で、とても開放感があります。
天井・床のパイン材と、珪藻土のコンストラストがとてもきれいです。
大きな空間にまっすぐに伸びる薪ストーブの煙突もアクセントになっています。
階段下部分も有効活用し、オーディオ器機の収納スペースを設置。
キッチンは玄関ドアと同じく、映画の食堂の腰壁のイメージを取り入れ、アイランドキッチン・バック収納・食品庫の仕上材に、モミ材を縦張りに使用。縦のラインがとてもきれいに仕上がりました。
奥様の夢であった「子供たちの英語教室、パンやお菓子作りをするための部屋」も設置。
「昔の学校の教室のイメージで」とのご希望で、全体的に木を使い、床板も前の家のウッドデッキ材を再利用しました。
オーナーインタビュー(福丸さん)>>