いよいよ建て方の始まりです。
クレーン作業のおかげで、重たい構造材を下から運び上げることは
なくなったので、昔よりは楽になったと大工さん。
ただ、材料のが通常の住宅よりも大きいらしいので、加勢の大工さんや親戚の方より
『すごいなあ』の声を聞くことが多々あります。
上棟式。
四方・中央に紅白餅・米・塩をお供えされるお施主様。
棟梁・親族代表によります、安全祈願。
皆様お待ちかねの餅まき。
上からまくたびに『こっちに投げて!』と大きな歓声と共にワーとお菓子・お金・餅に集まり、
皆さん大喜びで拾ってらっしゃいます。
紅白餅:これを持ち帰った方はけして焼いて召し上がらないでください。
建てた家が火事になると言い伝えがあります。
おひねり:火を防ぐ意味を込めて365枚(金額は関係なく)まかれます。
五色の吹流し・破魔矢:吹流しをご親戚が住んでない方角に設置、魔除けの為に矢を飛ばします。(実際は飛びません)
翌日は雨が降るのを見越してブルーシートで養生。
なるべく木材を濡らさない方が良いので、いつもしています。
天気が良い日は耐力面材をサッシが入る以外の部分にはめていきます。
これが通常の筋交いの代わりになり、強度も十分にあるので使用しています。