今回進めている敷地は団地の一角で、道路との高低差がある土地で
駐車スペースの確保をするために、擁壁を作り直すことをご提案いたしました。
今までの擁壁を完全に撤去すると、お隣との境界部分は下まで擁壁が入っていないことが判明。
急遽工事をストップしてお施主様と打ち合わせして、境界部分に補強用の擁壁を新たに造る事になり、
25tのクレーン車でないと吊り上げられないぐらい重くて頑丈な物を現場で作ってもらいました。
これで家を建てる部分の擁壁づくりが始まります。
天気を見ながら、整地、配筋・ベースの生コン打ち・立ち上がりの配筋・型枠業者による枠の設置を経て
立ち上がりの生コン打ちに入り一週間置いてから型枠を外し埋め戻しです。
工事前に地盤調査が入り地盤は大丈夫となりましたが、今回のように擁壁を造る場合はどうしても
地面を掘った部分が弱くなります。
埋め戻す場合は30センチ間隔で土の搬入・転圧を繰り返し、再度地盤調査を受けることになります。
今回、基礎屋さんのおかげで均一に地盤強度ができていると調査結果が出ました。
これから本格的に家の基礎部分に入ります。