屋根工事
今回はお施主様のご希望により「そよ風システム」を
導入することになりました。
「そよ風とは」
太陽から熱を得て、空気を温めて室内に送ります。
暖房の為にエネルギーを使わないので、経済的にも
環境にも優しいシステムです。
軒先から外気を吸い込み、温めたあとに室内に送り込むので、
暖房と同時に換気が図れます。
暖房は外気を押し込む正圧換気方式で行いますので、
家の中にすきま風が入る心配がありません。
いつものように大工さんにより屋根の防水シートの上に
空気の通り道を作ります。
その後板金屋さんがガルバリウム鋼板を葺いていきます。
屋根の軒先から取り込まれた空気が
三角形状の屋根面で集熱され、
銀色の筒状の集熱チャンバーと呼ばれる部分から
《そよ風》ユニットへ流れていき床にある吹き出し口から
出ます。
外壁工事
通常、外壁にサイディングの施工はしない方針ですが、
先日も話しました通り場所の規制もありますので、
耐火性の高い製品を使用することになりました。
初めて目にする工事です。
建物全体のコーナーからの施工ですが、張り進めていく中で
サイディング工事はボードを金具で止めていくだけで早い施工イメージが
ありましたが、仕様の色の組み合わせ・外壁の形状・ボードの厚み等
細かく処理をする部分もあり、結果的に長期施工になりました。
