こちらの現場は一昨年の秋頃にお話をいただきました。
お施主様が気に入られた土地は間口は狭いのですが、奥に入ると目の前に木々が広がり東北東に眺めが良く、特に桜島がよく見える場所にあります。
南側にはお隣さんの擁壁が一階部分まで立ち上がっているので眺めや日当たりを考えるのは厳しいところですが、あえて逆の発想で家づくりが出来ると社長やお施主様は考えて打ち合わせが始まりました。
家づくりの話を進めつつ、ご実家にある紅葉を後ほど庭に植えたいと考えておられるお施主様、
事情で移植をする時期が早まってしまったとのこと。
そこで一時保管場所に会社の資材置き場に移植。
木の移植に最適な時期は、落葉樹は葉の落ちた後なら移植できます。
随分大きく古い木なので枝を落とし、根巻きをしっかり行いユニック車で搬出です。
これが一年後、どのように庭づくりに活かされるかとても楽しみです。