秋がはじまる季節とは違う暖かい日が続く薩摩川内市にて、新規の家作りが始まりました。
良く晴れた吉日、薩摩川内市にて地鎮祭を執り行いました。
神主さんの到着で祭壇の設置、しめ縄の取付、お供え物をご家族楽しく飾りつけをして、
いよいよお払い、お施主様の鍬入れと滞りなく行われました。
後日、駐車場部分を重機で掘り下げてから、基礎工事前の遣り方(やりかた)だしを行い、
着工時、根切りの作業後10tダンプに積んだ砕石を周りから、敷き詰めタッピングランマー(転圧機)で固めます。
防蟻工事、配筋の作業を経て型枠作業を専門の大工さんにより組まれていきます。
そこで墨壷を見かけました.
最近の大工さんが使用しているのは左の墨壷ですが、右のような昔ながらの鶴亀の墨壷使っている大工さんは中々いないので、つい写真におさめてみました.
古いものを大事にしている型枠大工さんでした。
組まれた型枠の中に生コンを一気にクレーン車で流し込みますが、この時、中の砂利と砂利の隙間に空洞が出来ると強度が弱くなるので、バイブレーターで振動を与えて間にモルタルを染み込ませてから平らに仕上げていきます。
基礎工事は、ベース部分(平らな部分)と立上り部分と分けてするものですが、通常こちらでは同時にコンクリートを打設します。
これは基礎の継ぎ手を無くすことにより
①白蟻の侵入を防ぐ。
②基礎を一体化することにより、より強度が増す。
等があります。
数日後型枠を外して基礎工事の完成です。
この後から大工さんが入り、いよいよ家造りの重要部分の建て方が始まります。