なかなか天気に恵まれず先延ばしになっていましたが、
テントを張っての作業。
刷毛に塗料をどっぷり付け過ぎず、毛先を整え左から右へうすーくうすーく延ばしていきます。
このレクチャーを受けていざ、TRY!
お子様もやる気満々で刷毛を握りしめ、親子で頑張って塗ってますが、初めてのかたが作業をすると、色むらや刷毛スジが目立ってしまいます。しかし、枚数を重ねていくと次第に上手になってきます。
この板を棟梁が軒裏に張ってから二度目の塗装。
塗料の延びはすごく良いのですが、見上げながらの作業が結構きついもので、腕と首が痛くなり、塗料を付け過ぎると上からボタボタ・・・。
捨ててもいい服を着ることをお勧めいたします。
内部では断熱材の施工業者さんが作業に入っています。今回セルロースファイバーを使用。
まず家を建てる前に、施工業者の社長さんと、こちらの社長と製品について、細かく説明や工事の進捗状況などの打ち合わせをし、お施主様にもどのような製品であるかを説明しO.Kをいただきました。
私も初めての商品なので興味津々。
これは、アメリカの新聞紙。
なぜ、日本じゃないの?
日本は何度もリサイクルされて、繊維が細かすぎ。
アメリカの新聞紙はパルプからその都度作るため繊維が長く、防虫防カビのホウ酸や人体に無害な液体耐火剤が繊維の奥まで浸透しやすいからだそうです。
しかもアメリカのインクは大豆由来のSOYINK。
これを専用の機械に投入。
柔らかくほぐされた繊維はパイプを通ってノズルから噴射。
柱と柱の間に隙間なく吹付、専用のローラーで柱面に合わせて余分な繊維は削られ、集められまた再利用。
使い切るそうで、エコですね。
しっとりとしている為、作業中の空間は全然粉っぽくならず様子を観察することが出来ました。
作業の方が、『なんかいつもと感じが違って、中々終わらない。』
『もしかして、この柱四寸角?だから、いつもより時間がかかるんだね!』
断熱施工業者さんの受け持つ建物は三.五寸角の柱が標準ですが、
建築工房 惠の柱は四寸角。
施工業者の社長さんは、
『この家はいつもより断熱材の厚みが厚いから、効果はすごいかも』と太鼓判。
ココは川からの風が冷たく吹いているので、どれぐらい効果があるか楽しみです。