この日は現場でお施主様と打ち合わせ。
一部板張りの天井がこの時貼り終わっていました。
床板の材料が入っていたので、
社長、お施主さんと棟梁と床張について打ち合わせ中。
お施主様は木材関係のお仕事に携わっていらっしゃいますので、色々と材料に関して社長、棟梁とも綿密に打ち合わせを重ねていらっしゃいます。
これはドイツからのモミの木を都城で加工した、
床板や壁板で柾目です。
板には板目・柾目があり、同じ木材でも加工によって性質が異なってきます。
[柾目]
曲りや反りがなく、調湿性が優れているので収縮しても元に戻る性質がある。
木の年輪にほぼ直角になるように挽いた時に、きれいな縦縞模様として表れるもの。
1本の丸太からたくさん取れないため、値段も高い。
[板目]
強度があり防水に優れている。
幅広い木材が取れて、製材しやすいので安く木造住宅でごく普通に使われている。
年輪の模様が平行でなく山形や波型の模様が出てくる。
このような材木の性質を知り尽くしたお施主様のご希望で、柾目の床板・一部の壁板を張ります。
どのような仕上がりになるのかとても楽しみですね。