キッチンが納まるところです。
この家造りを進めていく中でまずしたことは昨年の3月、長野県の諏訪から車で一時間の山間の家具屋さんにお邪魔いたしました。
お施主様とはお仕事の関係でのお知り合い。
今回は工場の見学もかねて、キッチンの打ち合わせ。
こちらでは桜・胡桃・栗が材料として主流で安く手に入るらしいのですが、逆に杉は高くて手が出せないそうです。
(端材の栗板を薪ストーブにぽいっ。もったいない!)
この時栗材で製作決定。
こちらの工房では、木材、塗料にもこだわりがあり天然素材の物を使用。
そして、家具について熱く語ってから、社長、お施主様交えて引き出し、扉、大きさ、形の打ち合わせを大まかに打ち合わせ。細かいところは、メールにて。
そうして完成したキッチンの組み立てをいつも協力して下さる家具屋さんが、担当して下さいました。
引き出しや内部の棚板はモミ材。
ここまでこだわっているのはすごいです。
内壁の漆喰仕上げ中。
この他お施主様のご希望で、あらゆる場所で色々な素材を使ってアクセントを付けたいとのこと。
まず一つ目、リビングの壁に紫檀の板。
床材なのでランダムに。しかし、天井までの割り付けは綺麗にしないといけないのと、木が硬いのでビス止めは苦労したようです。
二つ目は玄関ホールの一部にタイル。
玄関を開けると一番に目に飛び込んでくるように。
しかし、あまり濃い色ではなく、漆喰と同調した白っぽいタイル。
一枚一枚均等に左官屋さんが張っていくのを見ると根気がいるなと思いますが、まだこれ以上の根気のいる作業が待ち構えていました。
それは、後程。
三つ目はキッチンバック収納の壁。
石?と思ってしまいますがブリックタイル。
これを並べてかっこよくと左官屋さん考えますが、どうも苦手らしく社長にS.O.S。
で組み合わせてもらったのを壁に埋め込んでいきます。
なかなか、かっこいい仕上がりになっていますね。
四つ目は和室床の間の壁。
これは土佐和紙といって調湿効果があり、
通常のクロス張の要領で施工が出来るのがありがたいです。
和!って感じでいいですね。