■ 今回の物件は閑静な住宅街地に建設されます。
土地は南側に接していますが、東西北三方に建物が隣接するため部屋の中に効率よく光が入るような設計、降灰を考慮してのサンルームの設置を望まれていらっしゃいます。
■ 天気に恵まれての基礎工事
梅雨に入る前に基礎工事に取り掛かり、天気に恵まれての作業でした。
特に生コンを打つときには雨が降らないかハラハラするものですが、全くその心配は無く基礎を完成させることができました。
なぜ、生コンを打つときに雨は禁物か?
パラッと顔に当たる程度でおさまる雨でなく、結構な量が降ると生のコンクリートが薄まり強度が基準に満たなくなる事、表面を綺麗に仕上げていた時であるとザラザラした状態で仕上がる事になり良い基礎が出来上がりません。
なので、基礎工事の時は天気が常に気になります。
その後の作業は、梅雨・台風等による構造本体に影響が出ることを考慮して、夏本番からの取り掛かりになりました。
■ 最近の上棟式
棟が上がってからの吉日。
お施主様+棟梁とご一緒に屋根の上で家をお清め。
最近、上棟式のパターンが様々になってきました。
昔ながらのお清め+餅まき+祝宴をするところ。
お清め+祝宴をするところ。
お清めだけするところ。
地鎮祭は絶対に省くことはできませんが、上棟式はご家庭等のご都合もあるので、建物本体をきちんとお清めをして、工事の安全祈願をすればどんな形でお祝いをしても大丈夫です。
■ システムバスルーム施工
現場を訪れたところ、幸運にもシステムバスルーム施工中に遭遇。
棟が上がるとすぐに施工が行われるので、タイミングが合わない工事です。
ホッからり床とバスタブが入った状態に壁のパネルを取り付けるための枠組みを取り付け中。
施工時間は約二時間かかるそうです。
■ 窓枠の設置
先ほどの枠に壁のパネルを設置。
くり抜かれている部分は窓がきます。
■ バスタブ・シャワー水栓等の設置
バスタブ側面パネル+シャワー水栓等などの部品に天井の換気扇+照明器具。
これが設置されるといよいよ完成になります。
■ システムバスルームの完成
システムバスルームの完成です。
通常は現場に足を運んだときにはこの状態になっています。
今回は貴重な場面に居合わせよかったです。